2011年2月17日木曜日

クランクシャフトのボルト

今日は、古いランドローバー愛好家にはたまらない部品のご紹介です。





クランクシャフト前端に取付けるボルトです。

ランドローバーシリーズ1からシリーズ3、そして1970年にデビューしたクラシックレンジローバーは、エンジン始動をスターターモーター(セルモーター)を使わずに人力で行うことができました。

「クランク棒」(くらんくぼう)という名前の専用ハンドルを、前バンパーの穴に差し入れて、エンジンを回します。

慣れないうちは、

「ホントに掛かるんかいな?」

と思いますが、何度かやってコツをつかむと、
案外あっけなくエンジンが掛かります。

これをやりだすと、病み付きになります。
出かける必要のない時でも、エンジンを掛けてみたくなる(笑)。

そのクランク棒を引っ掛ける部分が、このボルトです。

詳しくはこちらでご紹介しています。



2011年2月13日日曜日

2ドアレンジオーナー様からのお写真

2ドアレンジオーナー、スイベルハウジング様より送っていただきましたお写真をご紹介させていただきます。




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舘脇 様

 一昨年の夏に自宅駐車場でクラッチO/Hをするため、T/Mを脱着した時の写真です。この頃のレンジはドアのオープニングストッパのピンを外すと90度以上開くので助かります。油泥は回収できたものだけでも約500gありました。(笑)

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注:文中で

O/H」とありますのは、「オーバーホール」(分解修理)のことです。

「T/M」とありますのは、「トランスミッション」のことです。


2ドアレンジは、それ以前のランドローバーの基本構造、すなわち

・ドアがガバッと開く

・運転席の床(ミッションのトンネル部分)がネジ留めになっていてはがせる

をきちんと踏襲しています。

このような構造のおかげで、
トランスミッションの脱着といった重整備でも、
クルマの修理設備がほとんどいらずに行えます。


トランスミッションの色が、

ビフォー:まっ黒

アフター:アルミ色

ということだけでも、掃除のご苦労が偲(しの)ばれます。


どうもありがとうございました。

2011年2月12日土曜日

ランドローバー用ブランクキー並べてみました

ランドローバー用のブランクキー、並べて写真を撮ってみました。

左から、
クラシックレンジローバー用
ディスカバリー初期用
ディスカバリー後期用
ディフェンダー用

となります。

左2つはほぼ同じ厚み、そして右2つは厚ぼったいです。

特に一番右のディフェンダー用は、本当に厚みがあり、長さも長いのでポケットの中でかなり存在感があります。ポケットを突きやぶりそう。

リモコン装置が入っているのかと思いましたが、そんなことはありません。

以上の4種類、すべて純正品です。

なお、詳細はこちらでご案内しております