2015年11月21日土曜日

冬がくる前の点検

今年もあと2ヶ月を切りました。

こちら越後は日増しに寒くなってきており、夜の外出には防寒着が必要になりました。

自宅では一日中薪(まき)ストーブを焚いています。



さて、北海道では既に降っているとは思いますが、
本州もあと1ヶ月もすると雪、です。


雪が降る前のこの時期がランドローバーの点検の最後のチャンスです。

(雪が降るようになれば、なかなか時間が取れなくなりますので)


最近ご注文いただいた部品から、故障ヶ所をまとめてみました。


・ブレーキパッド摩耗、ローター摩耗 → 交換

・ブレーキキャリパーの油漏れ → ピストン、リペアキット交換

・油圧ホースの加締め部分がすっぽ抜けた → 油圧ホースリビルド

・マフラーの小タイコが落ちた → マフラー交換

・マッドフラップ(泥よけ)脱落 → マッドフラップ交換

・300TDIエンジンのゴムホースがあちこちヒビ割れていた
   → ラジエターホース、ブリーザーホース、ヒーターホース交換

・デフのフランジのオイル漏れ → フランジとオイルシール交換



等々です。

積雪、降雪時期にレッカー車で運ばれるのは、
心身ともに冷え冷えしますので、まだ雪のないこの時期に
点検するのが無難なようです。





2015年10月9日金曜日

Austrofoma 2015(オーストロフォーマ)から戻りました

オーストリア(ラリアではなく、リアのほう)で
4年に1回行われる世界最大級の林業機械展

『 Austrofoma オーストロフォーマ 2015 』

を訪問しました。

この林業機械展については、
10年近く前にその存在を知るようになり、
以来、ブログやYoutube等で情報収集を続けてきました。

ここ数年は目新しい技術はなさそうなので
正直、あまり期待していなかったのですが、
インターネットを経由した二次情報、三次情報と、
現場で直接得られる一次情報とでは情報の『質』が
本質的に異なるであろうという思いもあり、行ってみることにしました。

出展企業のブースが出展ブースが約150カ所、
来訪者18,000人以上とのことで、
いかにオーストリアの林業が産業として力(ちから)が
入っているかがうかがえます。

日本からは約120人が参加されました。

日本においては林業はニッチ業界で(笑)、
どこからそんな大勢の人達がやってきたのか不思議でなりませんでしたが、直接お聞きしたところでは、林業関係の企業、森林組合、林業機械メーカー、大学の研究者、等々とのことでした。

さて、今回訪問したのは結論としては大正解で、
これまでインターネットからでは知ることのできなかった情報を多数得ることができ、行って良かったです。







2015年10月6日火曜日

供給終了の部品の確保を進めています

ランドローバー部品の供給終了が続いています。

特にクラシックレンジローバーは顕著で、
今年の4月に発表された「ヘリテージ部門」プロジェクト発足の話しは一体何だったのか、全く謎です。


・・・と嘆いていてもしょうがありませんので、
供給終了部品の確保を静かに、着実に、進めています。
たとえば、

●センターデフロックのビスカスカップリング


●ATミッション、トルコン

●V8エンジン(36D、38D)等


今後、少なくなりはこそすれ、増えることはないであろう、
これら部品については、在庫がありますので、遠慮なくお問合せください。





2015年10月2日金曜日

10/4(日)〜9(金)オーストリア出張のご連絡です

オーストリアで4年に1回毎に行われる、
世界最大級の林業機械展を見学してきます。

ランドローバーとは違った世界観を持つ
これら林業機械については、かれこれ10年近く
調査研究を続けてきたわけで何をいまさら、
という気もしないではないのですが、
とはいえ、実際に見て触れるとまた違った情報を
得る事ができるかと思います。

4年に1回しかないという希少性もあり(笑)、
今回、思い切って行ってみることにします。


■日 程:2015年10月4日(日)〜9日(金) 6日間

■行き先:林業機械展 Austrofoma 2015(オーストロフォーマ)
     公式ホームページ http://www.austrofoma.at/
■場 所:Stift schlagl(オーストリア シュティフト シュレーグル)

■目 的:
Austrofomaは、4年に1度開催される世界最大級の
林業機械展です。
これを見学することで、里山においてランドローバーを活用するための情報収集を行いたいと思います。


2015年10月1日木曜日

ディスカバリー1 300TDI 入手しました

この夏は、当店ご利用者さまからいただいたランドローバー情報を他のお客さまにおつなぎしましたが、

当店用としても、ディスカバリー1 300TDI を
7月に1台、9月に1台、計2台確保させていただきました。

2台とも、スタッフ研修と日常業務に利用する予定です。



当店ご利用者さまにおかれましては、
V8エンジンが最も多いのですが、
次に続くのは300TDIで、故障の症状や部品の壊れ方や交換方法を検証するのに役立ってくれることを期待しています。


2015年8月1日土曜日

エアコン部品 取り揃えています

暑い日々が続いていますが、
いよいよ今日から8月。

夏と言えばエアコンです!
とうことで、本日のお題はエアコンです。


先日、ランドローバー90のエアコンを
修理されているメカニック様より、
エアコンホースとレシーバードライヤーのお問合せがありました。


エアコンホースはランドローバー純正品、社外品とも確保叶いませんので、国内リビルドにて対応させていただきました。

ホースは、国内リビルド品のほうが品質が遥かに
安心ですので、油圧ホース(パワステホース、オイルクーラーホース)も国内リビルドをお勧めしています。


次にレシーバドライヤーですが、
ディフェンダー純正品をお届けさせていただいたところ、
圧力スイッチ(プレッシャースイッチ)がはまらない、
とのご連絡をいただきました。

いま付いている現物をお聞きすると、
レシーバドライヤーと圧力スイッチ共に、
見たことがないものが付いていることが判明しました。

(後でわかったことですが、ランドローバーの並行ものには珍しいネジピッチのものが付いていることがあります)


一般的に、圧力スイッチのねじ山は2種類あり、
ランドローバー純正品はその一方(ミリねじ)を採用しているのですが、現物は他方(インチねじ)が付いているという訳でした。

このような場合、インチねじタイプの供給は終了しているため、レシーバードライヤーと圧力スイッチの両方をセットで交換する必要があります。


そして、その際の選択肢として、
ランドローバー純正品で揃えるか、国内汎用品で揃えるか、
を選ぶことができます。

今回は、メカニック様とご相談のうえ、
国内汎用品をご提供させていただきました。


ランドローバー部品は、
イギリスから取り寄せる部品以外にも、
国内汎用品があればそれも併せてご案内しています。


ランドローバー部品が供給終了でお困りの場合は遠慮なくご連絡ください。




2015年7月16日木曜日

ニュースレター(紙)第30号

BPJ【英国四輪駆動車部品販売】ニュースレター


第30号 2015年7月16日号 新月 10:24



こんにちは!

いよいよ夏、暑い日が続きますね(*^_^*)

夏となれば、エアコンです!



整備を簡単にするためにエアコンを
取り外していらっしゃる愛好家さんもチラホラいらっしゃいますが、
とはいえやはり夏場の市街地ではエアコン無しではかな〜〜〜りツライものがあります。

何がツライって、ご家族からのブーイングです。

自分は汗だくでも惚れたローバーのこと、
ましてや自分の意思で取り外したとあれば凌ぐことができても、
奥様子供さんからの怒りの視線が突き刺さります。

ローバーなんかサッサと出して
冷え冷えのクルマに買い換えることになる展開は、容易に想像がつきます。。

そんなわけで、今号はエアコンを取り上げたいと思います。


エアコン部品あれこれ


毎年、この時期になるとエアコン部品のお問合せを多数いただきます。

クラシックレンジローバーでいえば、
まずはヒーターレジスター

最も多い症状としてはエアコンファンスイッチ(3段階)の
真ん中が使えなくなるというものです。

純正品は確保叶いませんが、社外品は在庫を持つようにしています。

取付け場所は、ボンネットヒンジとフロントガラス下辺との間のボディパネルの下にあります。

次に多いのが、クーラー構成部品すなわち

・レシーバドライヤー

・圧力スイッチ

・エキスパンションバルブ

・エアコンホース


です。


レシーバドライヤーは元々、数種類あるうえに、
その後の修理の際に別部品が取り付けられていることがあります。

ランドローバー用、国産汎用品ともにご用意しておりますので遠慮無くご連絡ください。

レシーバドライヤーがどんなものが付いているかにより、圧力スイッチも変わってきます。

圧力スイッチも様々あり、
2極タイプが1個、2極タイプが2個、4極タイプが1個、の場合があります。

これらもご用意しています。エキスパンションバルブも在庫あります。

エアコンホースについては、
ランドローバー純正品、社外品ともに確保叶わない場合があるのと、
そもそもランドローバーのホースは「かしめ処理」がいまいちのため、
国内リビルドを承っております。

現物を当店宛てにお送りいただき、1週間〜10日程度で完成します。




これからも続くであろう暑い暑い夏を乗り切りたいものです。


今号は以上となります。


それではまた~~~~(@^^)/^^^^




<エアコンホースリビルド>
擦れてピンホールがあいた部分を肉盛りし、
両端の金属パイプがねじれないようにジョイントを1カ所入れ、
国産ゴムホースをかしめ処理した。
もともと付いていたアルミ製カバーをゴムホースの上にかぶせました。



http://rangerover.morimori-forest.com/


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