このブレーキスイッチは4極(4芯)あり、
・ブレーキランプに2極
・ATシフターの安全装置に2極
となります。
これまでほとんどの故障のパターンは、
ATシフターがP(パーキング)の位置から動かなくなるというものです。
ところで、このスイッチを交換した後に、
「ブレーキスイッチを社外品に交換したらブレーキランプがつきっぱなしになった」
というご連絡をいただくことがあります。
この原因は、ブレーキスイッチ先端の
白い軸の長さが足りず、
ブレーキペダルを踏まなくても「オン」の状態になっているためです。
解決策は、白い軸を指で引っ張って最大に伸ばして取り付けます。
取り付けた後に、ブレーキペダルを踏めば長さが自動調整されます。
以上です。
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以下、ご参考まで。
このブレーキスイッチは、
動作が普通の感覚と逆で、頭がこんがらかります。
(私だけ?)
●ブレーキスイッチ自体は、
・伸びきった状態でオン
・押し込まれるとオフ
です。
部品単体(箱に入っている状態)では、
伸びきっていて「オン」で、指で押し込むと「オフ」になります。
そして、
●ペダルに付けた状態では
・ペダルを踏まない時 スイッチが押し込まれる(オフ)
・ペダルを踏むと スイッチが伸びる オン
となります。
つまり、ブレーキスイッチを取り付けて、
ペダルを踏まない時でもブレーキランプが点くのは、
白い棒が充分押し込まれていないためです。
白い棒は、細かいギザギザになっていて、段階的に動きます。
指で引っ張ると「ジッジッジッ」というか「ガッガッガッ」と音がしながら、伸びます。
試しに数十回、伸ばしたり縮めたりしてみましたが
動きの「固さ」は変わりませんでしたので、
数回の調整は全く問題ありません。
動きの「固さ」は変わりませんでしたので、
数回の調整は全く問題ありません。
なお、このブレーキスイッチは、後に内部構造を調べるために分解しました。
ちなみに、ブレーキペダルには、これ以外にもスイッチが付いてます。
上の赤丸が、今回のお話ししているブレーキスイッチで、
下の赤丸は、クルーズコントロール(クルコン)解除スイッチです。写真の左端のパイプ状のところに、ゴムホース(バキュームホース)がささります。
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