BPJ【英国四輪駆動車部品販売】ニュースレター
第14号 2014年3月31日号 新月 03:45
いよいよ春。ランドローバーを整備して気分一新の時期ですね。
ランドローバーバブル再来か!?
ここのところ、
古いランドローバーの人気が静かに高まっています。
特に人気なのは2車種、
クラシックレンジローバーとディフェンダーです。
クラシックレンジローバーは、
あの独特な佇(たたず)まいがクルマ好きの方にはたまりません。
クラシックレンジはなんと言っても、
四駆に新しい『世界観』を持ち込んだ最初のクルマです。
後に続く2代目、3代目、
そして昨年発表された4代目とは競合しない形で、
クラシックレンジの人気は今なお静かに確実にあります。
そしてもう一つはディフェンダーです。
現在、本格四駆を選ぼうにも選択肢が非常に限られており、
かつ角張ったデザインの車両が間もなく生産終了するということもあり、
非常に人気が高いです。
例えばV8エンジンの50周年モデルが
発表されてからもう16年経過しているのに、
相変わらず高値安定していますし、
2000年代に入ってから並行輸入されたディーゼル車両についても、
高値は続いています。
そして、そこにつけ込む悪徳業者も現れています。
売り抜ける悪徳業者にご注意
ランドローバーに限らず、
需要が高い商品に悪徳業者はつきものです。
人気が高いクルマを扱えば粗利を大きく取れますので
「売り抜ける」悪徳業者が必ず出来てきます。
自分のランドローバーの状態がどのような状態かを
見極めるための目安としてに、以下を必ず確認してください。
●その1:液体は全交換してあるか
エンジン、ミッション、トランスファー、
デフ、スイベル、ブレーキ、クラッチ、クーラントと、
液体全てを確認します。
デフ、トランスファーは、
購入前に確認するのが難しいのですが、購入後でも良いから必ず自分の目で確認します。
●その2:液漏れ箇所を確認
ブレーキ(マスター、レリーズ、キャリパー)、
クラッチ(マスター、レリーズ)、油圧ホース(パワステ、エンジン、AT)
の漏れがないかどうか。
これらは、店頭にある時は漏れていなくとも、
納車後まもなく漏れることが多いです。
「オーナーが変わったとたんに故障する」というのは本当です。
運転パターンが変わったことと、
環境(温度)が変わったためと思われます。
特に、温暖地域から寒冷地に持ってくると漏れることが多いので、そのつもりで確認します。
●その3:保証はどうなっているか
安いけれどノークレームノーリターン車両を選ぶのか、
高いけれど保証付きを選ぶかは、
ランドローバーとの付き合い方の根幹をなす大事な事です。
しっかりご確認ください。
以上は、面倒くさいし儲からない事ばかりなので、
悪徳業者としては知られたくない事柄です。
本来は、お金を払う前に確認すべきことですが、
これからでも遅くはありません。
もちろん良心的なお店は沢山ありますので、
そういったところからお求めになるほうが無難ではあります。
わからない場合は、良心的な当店の取引先業者さんが
全国にいらっしゃいますのでご紹介させていただきます。
また、ランドローバーは『持病』を
抱えていることがありますので、故障・修理履歴をじっくり聞いて、
今後の「修理工程表」を作成して計画的にリフレッシュしていくと愛着が増します。
ともあれ楽しいランドローバーライフをお祈りいたします!
それではまた~~(^_^)^^^^^/
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