ご質問をいただきましたのでご紹介します。
Q.
2004年式ディフェンダー110のハブ油漏れの
修理の際にハブナットをいじることになるのですが、
締め付けトルク等、要領を教えて下さい。
2004年式ディフェンダー110のハブ油漏れの
修理の際にハブナットをいじることになるのですが、
締め付けトルク等、要領を教えて下さい。
A.
ランドローバーのハブナットは、
昔はハブナット2枚を使い、適度な締め具合により
ハブベアリングのガタ調整をしていたのですが、
その後、ハブナットが1枚になり、ハブナットの締め方が
根本的に変わりました。
ランドローバーのハブナットは、
昔はハブナット2枚を使い、適度な締め具合により
ハブベアリングのガタ調整をしていたのですが、
その後、ハブナットが1枚になり、ハブナットの締め方が
根本的に変わりました。
ここでは、
・ハブナット2枚タイプを旧型
・ハブナット1個タイプを新型
とよぶことにします。
お問合せの2004年式ディフェンダーの場合は「新型」となります。
具体的には、ハブナットは締め付けトルクが
210Nm(にひゃくじゅう ニュートンメートル)と、
210Nm(にひゃくじゅう ニュートンメートル)と、
かなりガッチリ締め付けるようになりました。
普通考えれば、これだけの強い力で締め付ければ
ハブベアリングが締まりすぎてホイールが回りにくく
なるのですが、それをどうやって回避しているかというと、
ハブナットの奥にスペーサー(カラー)があり、それにより
ハブベアリングを締め付けすぎないようになっています。
ハブベアリングが締まりすぎてホイールが回りにくく
なるのですが、それをどうやって回避しているかというと、
ハブナットの奥にスペーサー(カラー)があり、それにより
ハブベアリングを締め付けすぎないようになっています。
このスペーサーは、厚みが0.1ミリ刻みで7種類用意されており、適切なものを使うようになっています。
詳しくはこちらでご案内しました:
【免責事項】
ブレーキやハブは、クルマの安全に関わりますので、有資格者による点検が義務付けられています。
本記事によって生じたいかなる事態も、本ブログおよび執筆者は責任を負わないこととします。
0 件のコメント:
コメントを投稿