2014年9月4日木曜日
交換が簡単で熱劣化の心配がないイグナイターの移設
クラシックレンジローバーV8エンジンの
イグナイター(モジュール)は、ディストリビューター脇の狭い場所に付いているために、イグナイター交換が面倒くさいです。
特に、ディストリビューターが純正品の場合はイグナイター固定ビスの頭が6角のため狭いながらも工具が入るのでまあ良いのですが、ディストリビューターが社外品の場合は、取付ビスが「ポジドライブ」のため工具が入りませんので、ディストリビューターASSYをエンジンから引き抜いてイグナイターを交換することになり非常に面倒なものとなります。
ところで、このイグナイターは、ちょくちょくご注文いただいていることからして、寿命が来ている場合が多いです。
部品としては小さいし、狭い場所でなければ出先で気軽に交換することも可能なのですが、ディストリビューターを引っこ抜かなければならない(点火時期を調整する)となれば、出先の合間に交換するという訳にはまいりません。
そもそも、イグナイター内部は電子機器なのですが、このようにエンジンのど真ん中の熱い場所に設置されていること自体、ムリがあると言えなくもありません。
そのような訳で、ランドローバー愛好家さんの中には、交換がラクで、涼しい場所にイグナイターを移設している方もいらっしゃいますのでご紹介させていただきます。
STC1184 イグナイター移設を詳しく見る>
なお、この移設に際しては、ディストリビューターに延長コードをしっかりと固定する都合から、一度ディストリビューターを引っこ抜いて加工することになります。
ですから、今後、ディストリビューター故障でディスビを引っこ抜く際に移設するのが良いかもしれませんが、長い長いランドローバーライフ。
あと数十年はこのV8エンジンとつきあうことになると思いますので、思い立った時が最適のタイミングと言えます。
このようにして一つ一つ、修理が簡単にできるように改良を加えていくのも、ランドローバーの「性能アップ」の一つと言えるかと思います。
STC1184 イグナイター移設を詳しく見る>
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