ようやく、厳しい寒さがやわらいできましたね。
こちら越後の林道は
まだ雪でふさがっているものの、
道端に小さなフキノトウの頭が見えてきました。
春はもうすぐ、ですね。
さて、
本日のお題はステアリングギアボックスについてです。
以前、当店のお客様のディフェンダー110の
ステアリングギアボックスのシャフトが脱落した
(シャフトの途中で破断した)事例をご連絡させていただきました。
私じしん、このような事例は
初めてお聞きしたので非常に驚いたのですが、
メルマガ読者さまより、同様の故障を紹介したブログを
見つけたとのご連絡をいただきました。
こちらです。
http://blogs.yahoo.co.jp/hartfield_gb/35741072.html
ブログ記事の日付が2008年9月12日。
1995年式ディスカバリー1 走行16万キロとあります。
そして、更に驚くべきは、
2010年6月26日付けのコメントがあって、
レンジローバーにも同様な故障があったとのことです!
ということは、
私が知った限りで少なくとも3件、
実際はもっともっと多いのではないかと思われます。
幸いにもご自宅から出る際に起きたということで
大事には至らなかったとのことですが、
大惨事になってもおかしくありません。
ランドローバーが長持ちするのは、
決して部品一つ一つが耐久性があるという訳ではなく、
・アルミボディが錆びにくい
・オーナーさんが愛情を込めて修理をしている
・「走る曲がる止まる」部品供給が続いている
という理由から、と言えるかと思います。
ですから、一つの部品を何十年も使い続けても
OKという訳では決して無い、と。
ちなみに、
このような破損が原因ではないものの、
昨年後半から、ステアリングギアボックスのご注文を
ちょくちょく頂くようになりましたので、
在庫を持ちすぐに発送できる体制としました。
大事に至る前に、早め早めの点検修理の励行をお伝えする次第です。
2015年3月8日日曜日
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