2014年6月27日金曜日

ニュースレター(紙)第17号

BPJ【英国四輪駆動車部品販売】ニュースレター


第17号 2014年6月27日号 新月 17:08


こんにちは〜〜〜!

今号は『燃料給油口のブリーザーホース』についてです。


えらく地味な内容に思えるかもしれませんが、
とっても大事なことなのでお伝えしたいと思います。

特に、どんどん暑くなっていくこれからの時期、
満タンにした直後にホースが破れてガソリンが噴き出してエラいことになる危険がありますので!


ではさっそく本題にはいります。


『ブリーザーホース』というのは、
燃料給油口と燃料タンクとをつなぐ、
直径約2センチ、長さ約80センチのゴムホースです。


給油口から燃料タンクへガソリンを流し込むぶっといゴムホースではなく、
それとは別に付いている、燃料タンクのエア抜きのゴムホースのことです。

このホース、
15年程度以上経つとヒビが入るために交換する必要が出てきます。

純正品と社外品とがありますが、
先日、社外品を納入してから半年程度で切れたとのご連絡をいただきました。

満タンにしたら、切れた場所からガソリンがジャアジャア漏れて大変だったとのことです(x_x)。

早速、お取り替え品として純正品をお届けさせていただきましたがご迷惑をお掛けしました。

では、純正品なら安心かというと、実はそうとも言えません。

過去に一度、純正品を納品して1年経たずに切れたというご報告をいただいたことがあります。

ランドローバーを新車からお乗りの方で、
15年以上にわたり一度も交換したことのないゴムホースが、
2本目が1年持たないというのは、どういうことか?

直接的には関係ないのかもしれませんが、
ランドローバー純正部品のラベルに記載されている生産国は、
イギリス製はほとんど無くポルトガル、スペイン、インドネシア、と世界各国にまたがっています。

まさに国際分業。

それはそれで良いとは思いますが、
国際的な価格競争の中で品質スペックを十分に満たしているのか、
はなはだ心配であります。

ランドローバー部品全般に言えることですが、
社外品のみならず純正品でも不良品があることから、
本心を言えば、ランドローバーの基本設計自体は尊重しつつも、
部品はできることなら日本で製造したいというのが本心であります。

ところでこのブリーザーホース、
純正品も社外品も、ホース両端の断面を見る限りでは補強繊維は一切入っておりません。

外側と内側とで材質も同じゴムホースです。
見たところ普通のゴムホースにしかみえません。

本当に心配です。

そんなわけで、日本製を調達できる部品は積極的に国産化を進めたいと思い、
耐油の国産ゴムホースを調達しました。

今回、ゴムホースの取引業者さんからお聞きしたところでは、
耐ガソリン性能を要求される内側と、
お日様の下に晒される外側とではゴム成分をはっきり分ける必要があるのだそうです。

また、『耐油』と一口に言っても、『耐オイル』と『耐ガソリン』とでは
ゴム成分が異なる、とのことです。

・・・このへんのことを言い出すと長くなるので割愛しますが、
結論としては、純正品のブリーザーホースよりも品質が優れたホースを
国産品でご用意しましたので、今後はこれをご提供させていただくことにしたいと思います。


追ってホームページでご案内しますが、ご興味があれば遠慮なくご連絡ください。


それではまた~~~(@^^)/^^^^





http://rangerover.morimori-forest.com/

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