2010年4月28日水曜日

お客様からのオモシロねた

お客様からお寄せいただいたオモシロねたをご紹介します。


舘脇


 レンジに関するオモシロネタです。レンジの排気管を吊っているUボルトですが、よく見ると2本のボルトの六角部分を切り双方の首下を潰し(接触面積を稼ぐため?)て溶接してU字に曲げてありました。おそらく以前のオーナーの作品と思われますがその執念とも言える製作意欲には恐ろしささえ感じます。また、真鍮製ナットが使われていたことから只者ではないことがうかがえます。この作品は永久保存することにしてホームセンターで代替品のUボルトを買ってきました。


スイベルハウジング 様より


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これはすごいです。さすがです。


クラシックレンジローバーは、地味ーな部分でオーナーの性格をよく表します。


そして、普段ずーっと気づかないで乗っていたのに、あるとき、時空を超えて前オーナーの所業を発見してしまった瞬間。


背筋が凍るよおな恐ろしささえ感じます。(これを「戦慄」というのでしょう)



ありがとうございました。


お客様からのオモシロねたを募集しています。


2010年4月21日水曜日

ディスカバリーのオーバーフェンダー

ディスカバリーのオーバーフェンダーを輸入しました。
前輪が1輪につき1つづつ、
後輪が1輪につき2つづつ(ボディと後ろドアに分かれます)、
合計 6つ。

それと、縁取りのゴムが付きます。



樹脂製で軽いのですが、大きな箱に入ってきたもんで、品物代と送料が同じくらいでした。

画像を追加

2010年4月20日火曜日

火山の影響

約200年おきに噴火するといわれる今回のアイスランドの火山噴火。

ほぼ毎日、部品注文をしていますが、
今のところ、注文した部品はすべて届けられています。
(なんでだろ、その方が不思議・・・)

200年前には飛行機というものが存在しなかったし、今ほど人やモノの往来が無かったはず。(そりゃそうだ)



飛行機が出来て最初の大規模な火山噴火、ということになります。

とにかく安全第一の運行を願っております。

今日の発送


本日の発送は、ディスカバリーのオーバーフェンダー。

1台分です。

前輪は1輪につき1個づつ、後輪は1輪につき2つづつ、計6パーツです。

これに、縁(ふち)取りの「ゴムひも」が付きます。

上の小さい箱は、レンジローバーのブランクキー(鍵です)です。



2010年4月16日金曜日

レンジローバーのオートマチックトランスミッション



1996年10月、レンジローバーを購入しました。
1990年型北米仕様、左ハンドルです。
中古で185万4千円(消費税3%時代です)、

当時、中古レンジは300万円台後半から400万円台以上がほとんど。当時としては破格の安さでした。

勤務先のマイカーローンでお金を借りて、5年返済で購入することにしました。

写真は、レンジローバーによる最初のクロカン。

当時、家にあった三菱ジープには乗り慣れていましたので、四駆というものがどういうものか、それなりにわかっているつもりでしたが、走りが全く違うことに驚きました。

柔らかい乗り心地。

オートマチックによる滑らかで途切れない駆動力。

当時、クロカンするにはマニュアルミッションに限るというふうに、クロカンマニアであるほど、専門誌を自認するほど、言われていましたが、決してそんなことないんではないか、というふうに思うようになりました。
そしてクロカンをしていくうちに、少なくともレンジローバーのZF(ゼットエフ)トランスミッションは性能が高く、充分に信頼に足るミッションであると、確信するに至りました。

(その後、世界第一線で活躍するプロオフロードドライバーにオートマチックトランスミッションについてお聞きする機会を得て、ハッキリ結論づけられました)

それはともかく、
とはいえ、手入れをキチンとしていなければお話しになりません。

具体的には、作動油の交換と、スクリーンの交換。

この2つはガレージでできますので、是非お勧めです。

2010年4月15日木曜日

クラシックレンジローバーのスロットルペダルワイヤー

スロットル(アクセル)ペダルのワイヤー入荷しました。

全長約1040mm(1メートル4センチ)。

一方がスロットルペダルに接続され、もう一方がエンジンのキャブレターにつながります。

地味ーな部品ではありますが(部品とは、すべからく地味なもの)、とっても重要な部品であります。
他の部品の到着を待って、まとめてお送りさせていただきます。

しばしお待ちください。

2010年4月14日水曜日

同じ部品で部品番号が違う例

同じ部品でも部品番号が違う実例をご紹介します。
以前にご紹介した、クラシックレンジローバー用の
ステアリング ドロップアーム。
初期のクラシックレンジローバー(1970年代)の、
パワステ無し用です。

パーツリストに載っている部品番号は、NRC8514Kです。

ところが、先日取り寄せてみましたところ・・・

NRC5782となっていました。

もちろんこれでピッタリ付きましたとの客様からご報告いただきました。

こういうことはしばしばあります。


2010年4月13日火曜日

車台番号、シャシ番号、VIN

車台番号、シャシ番号、VINも
同じことを指しているのですが、当店ではこの番号をお客様からお聞きしています。

理由は、ですね。

本来、部品番号○○○をください、と注文すれば良さそうなものですが、ローバーの場合、この部品番号というのがくせ者で、ときどき番号体系が変わっています。(ローバーに限ったことではないかもしれませんが)

全く同じ部品でも、部品番号が違っている場合がよくあります。

そして、お客様にとって部品というのは、

『ドリルの刃が欲しいのではなく、穴が欲しい』
ものだと思います。

部品番号○○○の部品そのものを愛(め)でるために買うのではなく、ローバーをちゃんと動かすために部品が欲しい。
そういうものだろうと思います。

そんなわけで、部品番号にこだわるよりも、「このクルマに合う部品」というふうに注文をした方が、使える、使えないがハッキリ、スッキリします(お客様にメリットになります)のでそうさせていただいています。
なお、車台番号というのは、ローバー1台1台固有のものです。

車台番号はどこを見ればいいかといいますと、
シャシ(フレーム)の右前の部分にあります。
前右タイヤの前バンパー寄りの所に頭を突っ込んでみることになります。車検の際は必ず検査官がここに打刻されている車台番号を確認します。ここが1つめ。

でも、見にくいときはレンジローバーの場合は他でも確認できます。
ここに書いてあります。これが2つめ。

そして3つめ。
フロントガラス左下のプレートに打刻されています。
フロントガラス越しに読むようになっています。

赤線の上です。画像処理して読めなくしています。

なお、VIN(ビン)というのは
 Vehicle Identification Numbers(ビークル アイデンティフィケーション ナンバース) の略です。

「シリアルナンバー」というふうに表現する場合もあります。

・車台番号
・シャシ番号(シャシナンバー)
・シャーシ番号(シャーシ番号)
・フレーム番号(フレームナンバー)
・VIN(ビン)
・ビークル アイデンティフィケーション ナンバース
・シリアルナンバー
・シリアル

どれも同じ意味で使われています。

ご自身の駆るローバーの車台番号は手帳に書き取って、仕事の合間に、電車の中で、トイレの中で、いつでも眺めてニヤニヤしてく ださいませ(笑)。

2010年4月12日月曜日

ボッシュ(BOSCH)のイグニッションコイル


お客様からのご要望にお応えして取り寄せた、ボッシュ(BOSCH)のイグニッションコイル。

ローバーが「故障しやすい」と言われる原因の一つは、明らかに電装部品の品質の悪さにあります。

イギリスのルーカス(LUCAS)は、ハッキリいってお勧めできません。替えられるものならば日本製(日立とか日本電装)とかボッシュ(ドイツです)とかをお勧めします。

オーナーさんもこのへんのことをご存じの方は多く、メーカー指定でご注文される方もいらっしゃいます。

当店では出来る限り対応させていただきます。

それにしても、名前やマークが何も無い。

これだけ見たら、「大丈夫かよ、これ」と思ってしまいますが、正真正銘のBOSCHのイグニッションコイルですのでご安心ください。

いっそ、『英国四輪駆動車部品販売』ブランドの電装部品を作ろうか・・・と思ってもいます。

となれば、完全品質保証付きの電装部品となります。

2010年4月11日日曜日

サーペンタインベルト


エンジンとラジエターの間にあるベルト。

昔は『Vベルト(ブイベルト)』と言った、ずんぐりした太めのベルト(極太麺)でしたが、最近は平べったいベルト(ひもかわ状)が主流になっています。
名前を『サーペンタインベルト』と言います。

正直に申しますと、サーペンタインベルトを知ったのはつい最近のことです(汗)。

なんせ、私のレンジローバーは1990年型でVベルトですし、兄のレンジローバーはもっと古い。

一頃、ローバー仲間に借りて乗っていたランドローバーは1950年代モノでしたので、サーペンタインベルトというニューテクノロジー(笑)には縁がございませんでした。

先日、ディスカバリーのお客様からご注文があり、輸入しました。

ディスカバリー用のサーペンタインベルトは2種類あります。



↑ これと、もう一つ。


2本を並べて較べてみましたが、幅、長さともほとんど変わらず、見分けがつきません。

エンジン番号によって異なりますので、ご注文の際はエンジン番号をご指定ください。

もしエンジン番号がわからなければ、現在装着しているベルトに書かれている番号を書いて送って下さい。
デジカメか携帯で写真を撮って送っていただいても結構です。

2010年4月10日土曜日

サイメックスタイヤ確保しました。

サイメックス(SIMEX)タイヤ、
ご縁をいただき、譲り受けました。35インチ。
右側の白っぽいほうです。
左側の黒っぽいほうは
ランクル(ランドクルーザー)80が履いているスワンパー(SWAMPER)36インチ。

使ったことがないので、楽しみです。

ありがたいことでございます。

Dさんに感謝。

クラシックレンジローバーのドロップアーム

クラシックレンジローバーのステアリングドロップアームです。
初期の、パワステ(パワーステアリング)が装備されていない頃のものです。
定規を当てていますが、直径が約27mm。

その後のものに較べて小振りです。
リンク
こちらが全体像。ボールジョイント付きです。


2010年4月8日木曜日

もろもろ部品を発送


上はクラシックレンジローバーのドロップアーム。
クラシックレンジローバーの初期は、パワステ(パワーステアリング)が付いていないタイプがあり、そのタイプのドロップアームは後期型に較べて軸が細い。

その細いタイプのご注文がありましたので発送しました。

下はディスカバリーV8エンジン用の部品。サーペンタインベルト、ディスビキャップ、ディスビローター、イグニッションコイル等。

クラシックレンジローバーのスペアタイヤカバー発送

クラシックレンジローバーのスペアタイヤカバー、発送しました。



箱の中はこんな感じです。色はグレー。


なお、発送用の段ボール箱は資源節約のために再利用させていただいております。

クラシックレンジローバーの部品は、エンジン・パワートレイン関係といった『機能部品』は手に入るのですが、スペアタイヤカバーとか、フロントスポイラー(前バンパー下の黒い樹脂製のもの)、3スポークのアルミホイール(おむすび形)等といった『装飾部品』は、純正品が手に入りにくくなっています。

まあ、

・スペアタイヤカバーが無くても走るし、
・フロントスポイラーが無くても走るし(むしろ、アプローチアングルが大きくなって走破性が増す)、
・アルミホイールが無くても丈夫な鉄ホイールがある(鉄ホイールは充分入手可能)

というわけで、致命的ではないのですが、純正部品が手に入りにくくなっている、という事実はおさえておく必要があります。

クラシックレンジローバーのスペアタイヤは荷台の脇に立てて取り付けられていて、この場所は本当に良い場所だと思います。

・荷台の床下にあれば、パンクしたら荷物を全部外に放り出さねばならないし(そして、パンクをするのは夜中の雨の中で荷物が満載ということが多い・・・笑)、

・後ろバンパー奥の腹下にあれば、泥だらけのスペアタイヤを引っ張り出して交換したら、なんと空気が抜けていることが多い・・・(笑)

というわけで、イザというときのための装備は、室内の取り出しやすい一等地に置くべき、という思想がクラシックレンジローバーには脈々と流れているわけです。

ただ、唯一欠点があるとすれば、汚れがちなタイヤと荷物が常に隣り合わせなわけで、スペアタイヤカバーは必須ということになります。

タイヤカバーは、荷物を汚さないための他に、スペアタイアそのものの紫外線対策の意味もあります。(まあ、履いている4本は曝露されているわけですが)

そんなわけで、スペアタイヤカバーは重要部品であります。

クラシックレンジローバーのスペアタイヤカバーをご希望の方はご連絡ください。
なかなか手に入らなくなってきていますので、手に入った都度、順番にご連絡させていただいております。

2010年4月7日水曜日

フォントのためし

フォント font 全角 半角 Range Rover
Arial Arial Range Rover
Courier Courier Range Rover
Georgia Georgia Range Rover
Lucida Grande  Lucida Grande Range Rover
Times times Range Rover
Trebuchet trebuchet Range Rover
Verdana verdana Range Rover
Webdings Webdigns Range Rover

どのフォントが美しいでしょうか。

それにしても、Range Rover という文字の連なり。

本当に美しい。

2010年4月1日木曜日

クラシックレンジローバーのワイパーブレード


クラシックレンジローバーのワイパーについて電話でご質問をいただきました。

クルクル回るタイプのワイパーが付いているのだけれど、ワイパーゴムが劣化して切れかかっている。ワイパーブレードを注文したいとのことでした。

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※「ワイパーブレード」というのは、ガラス面を拭き取るゴムと、ゴムが取り付けられている金属部分全体を指します。

ワイパーブレードを扇形に動かす腕(うで)を『アーム』と言います。
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もちろんワイパーブレードは喜んで販売させていただきますが、もしゴムが切れていて金属部分はOKでしたら、ゴムだけを交換されることをお勧めしています。その方が安いですしね。

お近くのカー用品店さんやホームセンターで売っています。ゴムの長さは450mmです。

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『クルクル回る』タイプのワイパーは、クラシックレンジローバーの初期に採用されていました。

1970年型から1980年代後半頃まではクルクル回るタイプだと思います。

その後、アームの端っこがU字型になっていてそこにワイパーブレードを引っかけるようなものになっています。











 これ、兄が持っているワイパーブレードなのですが、U字型の腕に引っ掛かるタイプなのに、クルクル回る金具を取り付けています。





で、赤い矢印のイボがストッパーになっていて、指先に力を込めて押しながら動かすと、、、







外れます。






まあ、クラシックレンジローバーのクルクル回るタイプのワイパーブレードはいくらでもすぐ手に入りますので、こうしたアダプターは必要ないといえば必要無いのですが、こんなものも世の中にはあるということをご案内させていただきました。

英国四輪駆動車部品販売ブログ始めます

はじめまして、
ランドローバー、レンジローバーの部品専門店、

英国四輪駆動車部品販売 のブログです。

店長 舘脇信王丸(たてわき のぶおうまる)が
書かせていただきます。

それでは、よろしくお願いします。