2015年6月18日木曜日

【数量限定】ディフェンダー90 V8用ステンレスマフラー販売開始

過去にブログ記事でご紹介した、
ディフェンダー90 V8用 ステンレスマフラーですが、
ようやく、販売開始の運びとなりました。

手元に在庫をご用意しておりますので、ご希望の際はご連絡ください。
(御礼:完売しました)


大タイコ下流のフランジに接続し、放出するまでの1本モノです。

以前は純正品が確保できたのですが、
現在は叶わなくなったので、制作の運びとなりました。

これを製作していただいたのは、
日本のトップレベルのオートバイ用ステンレスマフラーのメーカーです。

オートバイ用マフラーを作っているメーカーがどういう意味を持つかというと、


『マフラーの先からお尻まで、造り込みが1本まるまる人様の目に触れる』


という、非常に厳しい世界で勝ち抜いてきている、という意味です。

このマフラーが届けられて開梱して最初に思ったのは、


『やっぱり日本製品を扱う仕事をしたいなーーー!!!!!!(爆)』


ということでした。

何が悲しうて、
世界トップレベルの匠の技を持つ名人が全国あちこちで
今日も良い仕事をしてくれているこの日本で、
どう考えても品質が・・(省略)・・の部品を扱わないかんのや。。。



というぼやきは長〜〜〜くなるのでさておき、
このステンレスマフラーは、まさに一生モノとなります。



御礼 初回ロット完売しました。



2015年6月16日火曜日

ニュースレター(紙)第29号

BPJ【英国四輪駆動車部品販売】ニュースレター


第29号 2015年6月16日号 新月 23:05


気がつけばもう6月。

まもなく1年の折り返し点がやってきます。

これから暑くなる前に
ランドローバーの点検整備を完了してしまいたいものですね。

さて、今号は300TDIエンジンを取り上げたいと思います。


300TDI部品のお問合せが増えてきました


2009年に当店が開業してしばらくは、
300TDIエンジン本体部品のお問合せはほとんどありませんでした。

『さすがディーゼル、燃費が良くて長持ちするなぁ』
と思っていましたが、昨年頃よりにわかに増えてきました。

走行距離30万キロ超えのエンジンもあり、
手入れをする時期にきているようです。

お問合せの中で最も多いのが、
燃料噴射ポンプです。(インジェクションポンプ、インジェクターポンプとも呼ばれます)

お問合せをいただくほとんどが、
エンジンそのものは調子が良いのだけれど、
燃料漏れがしてきたというものです。

残念ながらランドローバー社としては一式(ASSY)供給のみで、
ガスケット類の確保は叶いません。

ちなみに、地元(新潟県三条市)のボッシュ取扱店に問い合わせてみたところ、
そこは産業機械系列で、自動車部品は一切取り扱わないし修理も受け付けない
とのことでした。

結果として、当店としてはイギリスから一式(ASSY)を取り寄せています。

300TDI用燃料噴射ポンプは数種類ありますので、
見にくい場所で大変ですがプレート記載の部品番号をご連絡ください。

次に、たまにお問合せをいただくのが、
シリンダーヘッドとターボ(タービン)です。


これら3点は、
それなりの値段がするので修理を迷うことがあるかとは思います
(心中お察しいたします)。

とはいえ、V8の維持費(燃費、税金)と較べれば、
どんなに電卓を叩き間違えても(^_^;;;)
やはり300TDIの燃費の良さは捨てがたく、
将来は、クラシックレンジローバーに300TDIエンジンを載せたいと思う今日この頃です。

300TDIは(200TDIもそうですが)、
日本に現存する数が意外に少なくなっているようですので、
大事に修理して末永く使いたいものです。

今号は以上となります。


それではまた~~~~(@^^)/^^^^





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6月19日(金)〜22日(月)パリ航空ショーを見学してきます


次の週末、海外出張とさせていただきます。

どこに何をしに行くかといいますと。。。





2009年に当店開業以来、一貫して問うてきたことは、

『古き佳き時代のランドローバーやクラシックレンジローバーを、
21世紀という時代に適合したデザイン(注)に再設計するとしたらどうなるか?』


ということです。


ここでいうデザインとは、
ボディパネルの形状や内装という意味ではなく、
21世紀に生きる私たちにとっての、
  • 環境(社会環境、経済環境、自然環境)
  • 人(ランドローバー愛好家さんの世界観、ライフスタイル、といった人間存在そのもの)
  • 古き佳き時代のランドローバーやクラシックレンジローバー
の3つを統合する営み、という意味です。

クルマに興味の無い人からみたら、
「古いクルマが好きな人」「骨董品収集家」
あるいは、
「ボロいクルマを乗り続ける変わった人」
というふうに見られているのかもしれません。

また、実際に私が遭遇してきた場面でいうと、
例えばセミナーや勉強会等で自己紹介して、
ランドローバーの部品販売をしていると言うと、
イヴォーグって良いですよね(30代が多い)、
最新型のレンジローバーって故障しないですか(40代、50代が多い)
とか、私に聞かれてもさっぱり答えようがない反応をいただきます。

このように、一般社会生活においては、
古き佳き時代のランドローバーやクラシックレンジローバー
の世界観を一言で表現することが難しい場面に出くわす事が多いです。

同じ『ランドローバー』という名前のクルマでありながら、
私たちが乗っているランドローバーと最新型のランドローバーとでは、
見ている世界が全く違います。

私達にとって一生続くであろう『ランドローバーライフ』の
サポートをする仕事をさせていただき、
また私自身がランドローバーライフを実践して
今日に至るわけですが、
同じクルマ業界の情報だけを見ていてもラチがあきませんので、
異業種として航空機を見てこようと思います。

なんで航空機なのかといえば、私自身が好きだから(笑)です。
ということで、パリ航空ショーを見てきます。



◎▼◎。。◎▼◎。。◎▼◎。。


以下は、会場となるル・ブルジェ空港(ル・ブールジェ空港と表記されることもあり)の豆知識です。



ル・ブルジェ空港は、パリ郊外北方約13キロにあり、フランスで最初の本格的空港。



ル・ブルジェ空港は、1927年にアメリカ人のチャールズ・リンドバーグが世界初の大西洋無着陸横断飛行を行ったときに着陸した空港。



ちなみに、リンドバーグの著作
『The Spirit of St. Louis』(舘脇訳:セントルイス魂)は、
邦題は『翼よ!あれが巴里の灯だ』として翻訳されたが、
これに対応するフレーズは原作にはなく(つまり該当英語がない)、そもそも、リンドバーグは着陸するまで、どこに着陸したのかわからなかったとのこと。

ル・ブルジェ空港はまた、1937年に日本の神風号が東京の立川飛行場とロンドンの間を結ぶ世界記録飛行の際に立ち寄った空港でもある。

シャルル・ド・ゴール国際空港(CDG)が完成して以降、定期旅客便はCDGに移行し、現在は、プライベート機の発着、パリ航空ショーの会場として利用されている。

今回、成田空港を離陸し、直行便で12時間30分後にCDGに着陸し、そこからタクシーでル・ブルジェ空港に向かう予定。(距離は約12キロ、11分程度)






その他、
パリ航空ショー情報をこちらに簡単にまとめましたので
ご覧ください。
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=e40kSz





2015年6月12日金曜日

FACTOR 55 ウインチ用品

あまりホームページではご紹介していない
(取扱部品が多くなりホームページが追いついていません 汗)のですが、
実は、コテコテのオフロード用品の取り扱いもしています。

例えば、
ウインチ用化学繊維ロープ対応のアフターパーツのお問合せをいただき、
輸入の手続きをしています。

FACTOR 55 ファクターゴーゴーと勝手に呼んでいます(笑)
http://factor55.com/

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
アメリカ、ヨーロッパでは、ウインチに巻くのは、
昔の金属ワイヤーから、高張力の化学繊維ロープに
急速に取って替わっています。


昨年の2月に観戦に行ったアメリカのオフロードレース
キング・オブ・ハマー KOH 
http://ultra4racing.com/


でも、競技車両はもちろん100%が繊維ロープでしたし、
観客が乗ってきた四駆のウインチも、金属ワイヤーを見た記憶がありません。それくらい、化学繊維ロープが普及しています。


化学繊維ロープは以下の特長があります。

・金属ワイヤーよりも強度が高い(同一直径比較)
・軽くて水に浮く
・キンクしない
・錆びない
・ドラムに挟まっても引っ張れば外れる(ワイヤーではこうはいかない)
・破断しても安全(ワイヤが切れると飛んで大事故になることも)
等々です。


日本でも、
オフロードショップさん等で販売しています。


余談ですが、私も11年前に、化学繊維ロープを使い始めました。

当時、林業で起業したのですが、
その際に制作した林業機械の油圧ウインチに、
化学繊維ロープ(ダイニーマ)を巻いて
木材の集材をしました。

地元の工業試験場に持ち込んで破断試験も実施しました。


日本の林業界で最初に採用したのが私です。
(ちょっと自慢。。小さく自慢 笑笑。。)


数年後に、京都大学で
化学繊維ロープを使った集材の作業効率を検証する研究を
している研究室の院生、学生さんが勢揃いで
おいでになり、泊まり込みで取材されたこともあります。


話しが長くなりましたが、
この化学繊維ロープの導入に伴い、ウインチ用品、
たとえば、フェアリード、滑車(スナッチブロック)、
ロープ末端金具、といったものが様々開発されてきました。


そして、今回ご紹介する
FACTOR 55(ファクターゴーゴーと勝手に呼んでいます 笑)
http://factor55.com/

は、その専門ブランドとなります。

もしご興味、ご質問等あれば遠慮無くお問合せください。


(本当はこういったものこそ、
地元、金物の町、三条市の金属加工メーカーさんと
協力して作りたいものですが、マーケット需要が日本とは較べものにならないアメリカで製品化されるもどかしさを感じます)






2015年6月11日木曜日

ディフェンダー90 V8 マフラー国内製作しました

ディフェンダー90 V8エンジン対応の
マフラー(大タイコ下流につながりテールエンドまでの1本モノ)純正品は確保叶わなくなりましたので、
日本国内にて製作しました。

今回製作したのは、ステンレス製です。

もともと付いていたマフラーと
全く同じ寸法・曲がり方にて製作していただきました。
1本は既にディフェンダー90に装着し、
しばらく走行し、部品としての運行確認済みです。

この製作にあたり、当店お客様であり
ディフェンダー90 V8オーナーでいらっしゃいます
F様のご協力をいただきましたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。


2015年6月6日土曜日

クラシックレンジローバー用 ABSブレーキポンプ

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
ABSブレーキポンプ純正品(2種類のうちの1種類)の供給が終了しました。

そのためなのかどうか、現在、ABSブレーキポンプは値上がりしています。


以下、参考情報です。


・ABSブレーキポンプは、大きく2種類あります。
 違いは電源カプラーの形状で、黒色丸型カプラーと、白色の大きめの丸型カプラー。

・黒色丸型カプラータイプは純正品が供給終了していますが、
 ワブコ製(OEM)は確保可能。価格は以前よりも高くなっている。
 供給量は不明。

 ※先日ご注文をいただいたので発注を掛けたのですが、
  まだイギリスを出ておらず、ちょっとソワソワしています。。。

・白色の大きめの丸型カプラータイプは、
 純正品の供給が続いているが、ビックリする価格。

以上の通り、
結論としては、黒色丸型カプラータイプのワブコ製(OEM)が
まだ手に入る状況ですが、それとて、いつ迄なのか
(価格が1年前と較べて明らかに高くなっているので)不明です。

このABSブレーキポンプは、
クラシックレンジローバー(1989年~1995年)の
最重要部品でありますので、現状問題なくとも、
いつか必ず交換が必要になることを覚悟しておく必要があります。






2015年6月4日木曜日

300TDIエンジン部品のお問合せが増えてきました

2009年の開業以来、
300TDIエンジン部品のお問合せはほとんどなく、
さすがディーゼル、丈夫なエンジンだなぁと思っていましたが、
昨年頃より、お問合せが確実に増えてきました。
(やはり、寄る年波には勝てない、ようです)

たとえば、

・燃料噴射ポンプ
・ヘッド、バルブ
・ターボ(タービン)

といった部品です。

これらは高額で、
修理をためらうに充分な金額ではあります。

(心中お察し致します)

確かに高額ではあるのですが、優れた燃費を計算に入れると、
それでもV8よりは維持費が遥かに安いという、
V8オーナーにとっては泣けてくる経済性であります。。。


300TDI(200TDIもですが)は、
日本に現存するのは意外に少ないのではないかと思われますし、
経済的なこのエンジン、大事に修理して使いたいものであります。

もし、

・燃料噴射ポンプから油漏れがする、
・吹けが悪い、
・煙が異様に出るようになった、

等々、の場合は遠慮無くお問合せください。

その際、具体的な症状をお書きいただけると助かります。