2016年7月16日土曜日

イギリスから戻りました

昨晩、イギリスから戻りました。

本日朝より通常営業しております。

舘脇


2016年7月10日日曜日

2016年7月11日(月)〜15日(金)イギリス出張とさせていただきます

下記日程で、イギリス出張とさせていただきます。

2016年7月11日(月)〜15日(金)


以上よろしくお願いいたします。


2016年7月9日土曜日

イギリスへ2ドアレンジローバーを見に行きます

前回、2ドアクラシックレンジローバーをご紹介させていただきました。

1970年から始まるクラシックレンジローバーの歴史は、
まさにこの2ドアレンジローバーから始まります。

ランドローバーの世界にはまりこむほど、
古い年式のランドローバーを愛するようになっていく
という傾向が確実にあります。


ただ、2ドアレンジの台数は日本国内には明らかに少なく、
どうしても海外に目を向ける必要があります。


そこで来週、2ドアレンジをイギリスへ見に行くことにしました。

本来ならば、将来のオーナー様と一緒に2ドアレンジを前にしてああだこうだと会話すると理解が深まるし、一人では気がつかない点も気がつくと思います。

(ランドローバーを見に行って気持ちが舞い上がってアバタもエクボに見えたご経験は誰しもおありだろうと思います)


とはいえ、その方々のご都合が付きませんでしたので、
今回は私一人で見に行ってきます。


なお、どうせ行くなら、できるだけしっかりとレストアされた個体を見て来たいと思っています。

ランドローバーに限らず古いクルマは、
走る曲がる止まるの基本整備以外に、錆びとの戦いが否が応でも付いてきます。

タイヤハウス内側、サイドシル、荷台ガラス枠、ピラー下端、等、錆びがどの程度なのか、そしてそれよりも大事なのは、錆びていた場合にどの程度の熱意をもって修復されているのか、です。


通り一遍にシャシブラックを吹いて
見栄え(写真映り)だけ良くしているのか、
それとも錆びを徹底的に除去して、防錆処理をしっかりやっているのか。

ちなみに、当店ご利用者様のランドローバーで、
もらい事故で板金修理をした後、1年経つと錆びが出てきたというお話しはしばしばお聞きします。


彼の地に生息する2ドアレンジにかかわる人々の「熱量」を感じてきたいと思っています。



2016年7月7日木曜日

ランドローバーV8不調に備えて

ほぼ毎週のように、
ランドローバーV8エンジン不調のお問合せをいただきます。

おかげ様で、かなりの事例が集まっており、
手をつけやすい場所、かつ価格の安い部品から順番に部品交換をしていくことで、ほとんどの場合は復活されています。

しかしながら、ECU(エレクトリックコントロールユニット。コンピューターのこと)の不調や、いろいろやったけれどもどうしても調子が出ない、というお声もいただきます。
(なお、ECUは何種類も部品番号が存在しますが、供給終了していることが多いです)

そもそも、ECUが本当に不調なのかどうか、お試し用のコンピューターをいくつか用意しています。貸し出し(レンタル)していますのでご連絡ください。

その際、ランドローバーV8エンジン用ECUは何種類もありますので、部品番号も併せてご連絡ください。

お問合せフォーム(24時間)
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=0ZUNFb

電話 0256-45-4538(9時〜19時 年中無休)



もっと根本的なことをいえば、
ルーカス製のエンジン制御システムは年代ものなので、

これを後生大事に修理して乗り続けるのが得策なのか、

それとも、21世紀にふさわしい最新式の電子制御システムに更新するのか、

それともそれとも、いっそのことキャブレターに戻すべきか?

どの道を進むにしても、一長一短といいますか、いじる楽しみに個人差が出てきます。


(私個人はキャブレターなら自分でやってみたいとは思いますが、電子制御システムの構築は一人ではおなかいっぱいという気持ちです)


今後も続く楽しい楽しいロ〜バ〜ライフの進路を、
自分はどちらの道を進むか、今のうちから頭の体操をしておくと良いかもしれません。



繰り返しますが、
今現在は調子よく回っているV8エンジンも、
この先5年、10年後に必ずこの問題にぶちあたります。



当店としては、


・より性能の安定した電子制御システムの構築




・キャブレター換装


の両アプローチを探っていくつもりです。




2016年7月5日火曜日

ランドローバー部品不具合(続き)

先日、ランドローバー部品の不具合のご報告をさせていただきましたが、その後も続々と続きました・・(涙)



■クラシックレンジローバー用
YLE10099 オルタネーター 社外品

前回のメルマガをお読みになって、同様の症状
(充電はしているがエンジンを止めてもチャージランプがつきっぱなし)が出ているとのご連絡をいただきましたので、
お取り替え品を発送させていただきました。

なお、前回ご報告の方は、お取替え品に交換したら解決したとのことでした。

不具合品をご返送いただき、
電装業者さんにベンチテストをしていただいたところ、
内部の電子部品の不良とのことでした。



■ディスカバリー1用
STC1749 ABSセンサー フロント 社外品

ABSのワーニング点灯のため交換しても改善せず。

合計3本お送りしたがどれもだめ。

ロット単位での不良品か?




不具合はまだまだ続きます。



■300TDI 燃料噴射ポンプ リビルド品

イギリスより取り寄せたリビルドポンプを
取付け後1年経って、エンジンが止まらなくなった。
エンジンストップソレノイドを取り外してみたら、
細かい切り粉が出てきた。どこの部品の破片なのか???


切り粉を取り除いて、エンジンストップソレノイドを取り付けてエンジンが止まるようになったが、その後しばらくして
またエンジンが止まらなくなった。


ということは、またしても切り粉が引っかかったと思われる。

現状、エンジンは掛かり通常運転は問題ないものの、
切り粉の影響で今後どうなるかは不明。


(ちなみにエンジンを止める際は、MTなので2速以上でクラッチをつないでエンストさせる)


この件を受けて、
当店としてはイギリスからのリビルド品は取り扱わないこととしました。


日本国内でリビルドしてくれる
信頼できる業者さんををいくつか見つけましたので
ご希望の際は遠慮なくお問合せください。



お問合せフォーム(24時間)
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=0ZUNFb



■V8エンジン ディストリビューター 社外品

交換後、試運転を完了後にオーナー様に引き渡し
しばらく乗っておられたが、10日程経って走行中に突然エンジン停止。

ディスビキャップを外してローター中心とイグニッションコードを数ミリ離して火花試験するとOKだったことから、ディスビ不良と判断。


ディストリビューターのお取替え品をお送りして取り替えたら解決したとのことでした。

(ちなみに、そもそもの故障前よりエンジンの吹けが良くなったと。改善されるのは嬉しいものです)


ところで、ディスビに付属するイグナイターなのですが(イグナイターはディスビ脇に付いている場合もあれば電線が延びてイグニッションコイル近くに付いている場合もあります)、


過去に、ルーカス製社外品の品質がわるかったため、
品質が安定しているインターモーター製を取り扱ってきました。

しかしながら、どうやら信頼性100%ではないようです。

今回、お取替えのディスビには純正品を取り付けてお届けさせていただきました。


ちなみに、ランドローバー純正品はルーカス製のはずなのですが、社外品のルーカス製と同じモノかと思えばそうではなく、明らかに重さが異なります(純正品のほうがずっしり重い)。


少なくともディスビキャップは、同じルーカス製といえど、
純正品と社外品とでは全く別物です。


今後は、大事をとって純正品をお勧めするようにしたいと思います。