2016年2月28日日曜日

クレジットカードをご利用いただけます

先日、お客様より

「クレジットカードは使えませんか?」

とのお問合せがあったことをきっかけに、
何名かのお客様にお聞きしたところ、
クレジットカードを使えた方がよい、
とのお声をいただきましたのでご利用いただけるようにしました。

当店のホームページでは、
「買い物ボタン」が付いている部品と付いていない部品とがありますが、
そのどちらも、クレジットカードが使えます。

ご利用可能なカードは以下の4種類です:

 ・VISA ビザ
 ・MasterCard マスターカード
 ・アメリカンエキスプレス AMERICAN EXPRESS
 ・JCB ジェーシービー

なお、クレジットカード決済にあたっては

「 ペイパル PayPal 」

というオンライン決済システムを使います。

ペイパルとは、クレジットカードとメールアドレスを
お持ちの方でしたらどなたでもご利用いただけるオンライン決済システムです。

ペイパルは、
お客様のクレジットカード情報を店舗側が一切知ることなく決済されますので、お客様と店舗の双方が安心です。

ペイパル 公式ホームページ
https://www.paypal.com/jp/home


クレジットカード決済ご希望の際は、
「クレジットカード希望」とか「カード希望」
というようにお書き添えください。


詳しくはこちらをご覧下さい:




2016年2月15日月曜日

クラシックレンジ用トランスファーノブ『なかご』お声をご紹介します

先日ご案内した『なかご』ですが、
ご利用者さまから嬉しいお声を頂戴しておりますので、
いくつかご紹介させていただきます。




◎▼◎。。◎▼◎。。◎▼◎。。



取り付けしました。。。3分で。。。

頭書シールテープ巻いてあって「床面や机に思いきり叩きつける」、・・・とのくだりは笑えましたが、その合理的な発送かつ実用性の高さに関心しました。

仕事で20年以上設計に携わっていますが、「これぞエンジニアリング」って思わせる製品は自動車部品では初めてでした(ちょっとオーバー、笑)。

また実用性が高く、取付簡単な部品の開発をお願いします。
ランドローバー(ローバー)の設計って基本的には悪くないと思いますが、こと生産技術の面ではヒドイもの多いと思います。

この「なかご」の様な発送がなかったから、あんな風になっちゃったんでしょうね!?

(クラシックレンジローバー 1991年 神奈川県 )



◎▼◎。。◎▼◎。。◎▼◎。。



時間がとれずようやく取り付け出来ました。

丁寧な解説書で不安なく取り付ける事が出来満足しています。

これでノブのもげてしまった時のショックと、永年、パテでごまかしの修理をしていた後ろめたさから解放され喜んでいます。


いつもながらのご誠実な対応と、心配りに感謝申し上げます。


また、ニュースレター「防錆対策」大変参考になりました。
ありがとうございました。


(クラシックレンジローバー 1990年 東京都 )


◎▼◎。。◎▼◎。。◎▼◎。。


シャフト側に付いている「なかご」はボロボロでした。
新「なかご」は説明書通りうまく付けることができました。
ありがとうございました。

(クラシックレンジローバー 1994年 東京都 )



◎▼◎。。◎▼◎。。◎▼◎。。



ありがとうございます!



この他に、



◎▼◎。。◎▼◎。。◎▼◎。。



早速付け替えましたが、「なかご」は、たたきつけるまでもなくスルっと入ってしまいました。


◎▼◎。。◎▼◎。。◎▼◎。。


というお声もいただきました。

貴重な情報をいただき、ありがとうございます。

『なかご』は、私(舘脇信王丸)がシールテープを巻いて、私のクラシックレンジローバーのシフトノブの「大穴」に差し込んでみて1個1個ちょうど良い位に飛び出ることを確認してからお届けさせていただいているのですが、スルッと入ったとなると、シフトノブの「大穴」の個体差(誤差)が大きいためと察せられます。


今後は、シールテープを余計に付属する等、対応させていただきたいと思います。



なお、シールテープを使用しているのは、

・薄くて巻き数により微妙な調整が可能

・粘着物が塗ってないので経年変化で粘着物が垂れてこない

・他の場所にも使うので手に入りやすい
 (ラジエタープラグ、オイルドレインプラグ等)



等の理由で使用しているのですが、他のテープ等でも代用可能です。




なお、エポキシ系接着剤や硬化剤等を塗布してガッチリ固定する方法ももちろんあるのですが、ロッドのねじ山と『なかご』が固着すると今後、ATミッション交換の際にメカニックさんがシフトノブの取り外しに難儀するリスクがあるためご案内しておりません。




(ご存じの通りクラシックレンジのATミッション(ZF製)は、作動油管理さえ良ければ非常に丈夫なのですが、そうも言っていられないお年頃になってきています。。)





以上、よろしくお願いいたします。


このたびは情報をいただきましたこと、重ねてお礼申し上げます。




2016年2月12日金曜日

クラッチスレーブシリンダー修理時にプッシュロッドが脱落した

かなりシリアスなお問合せをいただきました。

Q.
ディスカバリー1 V8 MT(マニュアル)です。
クラッチスレーブシリンダーのリペアキットを購入し、
スレーブシリンダーを取り外した際にプッシュロッドが
脱落しました。

インターネットで調べると、これを取り付けるには
ミッションを下ろす必要があるとありましたが、
これを取り付ける方法はありますか。
(注;いただいた文章を編集させていたきました)


A.
かなりの困難が予想されますので、
練習用として、手元にあるクラッチフォーク、
プッシュロッド、クリップをお送りさせていただきました。




後日、見事、取り付けできたというご報告を
いただきましたので、ホームページにてご紹介させて
いただきました。

こちらです:
クラッチフォーククリップ取り付け
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=CsAk4L

なお、ディフェンダーのクリップはこれとは別の形状を
していますので、ディフェンダーの場合は、
別の特殊工具(SST)を開発する必要があります。
残念ながら私じしん、マニュアルのランドローバーを
持っておりませんので、どなたか奮ってご開発ください!

2016年2月11日木曜日

クラシックレンジのテールランプねじの錆び

当店ご利用者さまよりご質問をいただきましたのでご紹介します。

Q.
クラシックレンジローバーのテールランプレンズや本体を
留めるねじが錆びていますが、ステンレス製はありませんか。


A.
はい、あります。




テールランプ取り付けステンレスねじ クラシックレンジローバー
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=C4MfCG





本来ならば、ランドローバーのねじ(ビス)に使われている
「ポジドライブ」のねじをご用意したかったのですが、
残念ながら確保叶いませんので、日本で広く流通している
プラスねじ(フィリップス2番)のねじとなります。

ねじ山そのものは、ランドローバー純正品と同じM4ですので、雌ねじを傷める心配なく取り付け可能です。


2016年2月8日月曜日

トランスファーシフトノブ『なかご』できました(クラシックレンジローバー用)

クラシックレンジローバー愛好家さまは
良くご存じとは思いますが、

トランスファーレバー(ハイ・ロー切替レバー)を操作すると、必ずノブがもげます。


これは、レバーにねじ込まれている樹脂が経年劣化してボロボロになるため、レバーをいじると粉砕してしまうのです。


そこで、この大穴部分を埋める樹脂を制作しました。
これを『なかご』と名付けました。


過去にも販売させていただきご好評をいただいていたのですが、お待たせしました、この度、第3ロットが完成しました。


こちらでご案内しています:

BPJ0007 トランスファーノブなかご クラシックレンジローバー
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=EG1ABP




2016年2月6日土曜日

キングオブハマー(KOH 2016)観戦

大雪お見舞い申し上げます。

先日は大雪でご苦労された方も多かったのではないでしょうか。

当店も先日ご連絡させていただきました通り、
26、27日の2日間は、道路・電気・電話・FAX・インターネットが使えなくなり、思いがけずもヘンリー・ソローのような『森の生活』を満喫させて頂いた訳ですが、その節は大変ご迷惑をお掛けいたしました。


現在は完全復旧しておりますので、遠慮無くお問合せくださいませ。


◎▼◎。。◎▼◎。。◎▼◎。。

さて、今、アメリカのカリフォルニアのデザートで、
オフロード競技

『キングオブハマー2016(KOH 2016)』

が行われています。(以下、KOH と表記します)


この競技は、背丈以上の大きな岩をウインチを使ってよじ登るかと思えば、時速160キロ以上でデザートをかっ飛ばすというように、起伏の富んだコース設定で『世界で最も過酷なオフロードレース』とも言われています。


ランドローバーの可能性を探るうえで勉強になると思い
一昨年に見に行ってきました。

その時に撮影した動画はこちらでご覧頂けます:


2014KOHキングオブハマー解説その2
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=7dzlCT


今年の開催期間は1月31日から2月6日迄で、
参加車両はオフロードバイク、ATV(四輪)、ジープ等の改造車、バギータイプ、
とさまざまなクラスの競技が続きます。

中でも一番の見所は、
現地時間で2月5日(金)に行われるレースです。
日本時間でいうと、あす6日深夜1時(今晩25時)から始まり、14時間後の15時に終わります。

終わるといっても、昨年の様子では、
上位入賞者はゴールに辿り着き、インタビューを受けてホッと一息つけるものの、それ以外は、スタック、トラブル等で長引いて深夜に及びます・・


■ライブカメラ
http://ultra4racing.com/live/




率直なところ、競い合いというものにほとんど興味は無いのですが、そこに集い人生を賭けて挑んでいる人達には敬意を表し応援したいですし、また競技を通して生まれる最新のオフロードマシンのテクノロジーには大変興味がそそられます。



昨年10月にオーストリアで「仕事をするオフロードマシン」としての林業機械を見た後にもずっしりと身にしみたのですが、こういうマシンを見るにつけ、

・信号待ちでV8エンジンが止まるとか

・スイベルハウジングや油圧ホースから油漏れがするとか

・ステアリングからシミー(振動)が出るとか


そういったトラブルから解放してやることで、

  • 通勤車両として
  • ご家族のドライブカーとして、キャンピングカーとして

あるいはまた

  • 卓越したオフロードカーとしての素性の良さを存分に発揮させて災害復旧といった命をつなぐ実用車として

ランドローバーを生かしてやりたい、と切に思います。


そもそも、当店を始めた大きな理由として、
日本のランドローバー愛好家さんを、
「粗悪なランドローバー部品を使ってしまったことによる悲劇」から守りたいという思いがあったからです。

憧れのランドローバーを乗り始めた頃は、
分解して初めて目にした部品や構造を知ることもまた、
ランドローバーの大きな喜びだろうと思います。

が、休日出勤をしなくて済んだ、久々の週末を費やして
交換したオイルシールがすぐまた漏れてくるとなると話しは別です。


1度目の交換はドキドキ(緊張と新鮮な喜び (^_^;))
2度目は手順が判っているのでサクサク(ホッ できた(^_^)/)
3度目となるといい加減にしてくれよ、、、(怒)!!!

・・・ランドローバーは紳士淑女が乗るクルマとはいえ、
どうしてもそんな気持ちになってしまうのではないでしょうか。


ランクルやジムニー乗りが、クロカンやキャンプをし、
ウインチはじめオフロードパーツを取り付けて
どんどん経験値を上げているその週末に、
こちらはあいもかわらず修理に費やしていると・・


以前、地元のサーキットで毎年行われる
ドリフト競技に知人が出場するというので、
2年連続で見に行ったことがあるのですが、
翌年は、私のような素人目でも明らかにレベルが上がっていました。

キングオブハマーも、一昨年と昨年とではレベルが上がっている印象を持ちました。


これをお読みのランドローバー愛好家さまは、
それぞれお一人お一人が、ランドローバーと過ごした人生の
様々な思いがこみ上げてくるかとは思いますが、
ランドローバーのしょうもないトラブルを卒業して、
次のステージに移るお手伝いをさせていただきたいと思います。


話しを戻しますと、
KOHは今年も現地へ見に行きたかったのですが、
今週末は家業(神社の新年祭)が執り行われるため
出掛けるわけには行きませんので、インターネットライブ中継(の録画)を観ることにしたいと思います。


KOH(キングオブハマー)、是非一度ご覧いただければと思います。



2016年2月4日木曜日

ディフェンダーのハブナット(新型)の締め方について

先日、当店ご利用いただいている修理工場様より、
ご質問をいただきましたのでご紹介します。

Q.
2004年式ディフェンダー110のハブ油漏れの
修理の際にハブナットをいじることになるのですが、
締め付けトルク等、要領を教えて下さい。


A.
ランドローバーのハブナットは、
昔はハブナット2枚を使い、適度な締め具合により
ハブベアリングのガタ調整をしていたのですが、
その後、ハブナットが1枚になり、ハブナットの締め方が
根本的に変わりました。


ここでは、

・ハブナット2枚タイプを旧型

・ハブナット1個タイプを新型


とよぶことにします。


お問合せの2004年式ディフェンダーの場合は「新型」となります。

具体的には、ハブナットは締め付けトルクが
210Nm(にひゃくじゅう ニュートンメートル)と、
かなりガッチリ締め付けるようになりました。

普通考えれば、これだけの強い力で締め付ければ
ハブベアリングが締まりすぎてホイールが回りにくく
なるのですが、それをどうやって回避しているかというと、
ハブナットの奥にスペーサー(カラー)があり、それにより
ハブベアリングを締め付けすぎないようになっています。


このスペーサーは、厚みが0.1ミリ刻みで7種類用意されており、適切なものを使うようになっています。

詳しくはこちらでご案内しました:


ハブナット ディフェンダー
http://rangerover.morimori-forest.com/index.php?go=Ypbbb3






【免責事項】

ブレーキやハブは、クルマの安全に関わりますので、有資格者による点検が義務付けられています。

本記事によって生じたいかなる事態も、本ブログおよび執筆者は責任を負わないこととします。