2015年3月8日日曜日

ステアリングギアボックスのメインシャフト破損(続報)

ようやく、厳しい寒さがやわらいできましたね。


こちら越後の林道は
まだ雪でふさがっているものの、
道端に小さなフキノトウの頭が見えてきました。

春はもうすぐ、ですね。



さて、
本日のお題はステアリングギアボックスについてです。

以前、当店のお客様のディフェンダー110の
ステアリングギアボックスのシャフトが脱落した
(シャフトの途中で破断した)事例をご連絡させていただきました。


私じしん、このような事例は
初めてお聞きしたので非常に驚いたのですが、
メルマガ読者さまより、同様の故障を紹介したブログを
見つけたとのご連絡をいただきました。

こちらです。

http://blogs.yahoo.co.jp/hartfield_gb/35741072.html

ブログ記事の日付が2008年9月12日。
1995年式ディスカバリー1 走行16万キロとあります。

そして、更に驚くべきは、
2010年6月26日付けのコメントがあって、
レンジローバーにも同様な故障があったとのことです!

ということは、
私が知った限りで少なくとも3件、
実際はもっともっと多いのではないかと思われます。

幸いにもご自宅から出る際に起きたということで
大事には至らなかったとのことですが、
大惨事になってもおかしくありません。

ランドローバーが長持ちするのは、
決して部品一つ一つが耐久性があるという訳ではなく、

・アルミボディが錆びにくい

・オーナーさんが愛情を込めて修理をしている

・「走る曲がる止まる」部品供給が続いている


という理由から、と言えるかと思います。

ですから、一つの部品を何十年も使い続けても
OKという訳では決して無い、と。

ちなみに、
このような破損が原因ではないものの、
昨年後半から、ステアリングギアボックスのご注文を
ちょくちょく頂くようになりましたので、
在庫を持ちすぐに発送できる体制としました。


大事に至る前に、早め早めの点検修理の励行をお伝えする次第です。







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