2015年5月18日月曜日

ニュースレター(紙)第28号

BPJ【英国四輪駆動車部品販売】ニュースレター


第28号 2015年5月18日号 新月 13:13


こんにちは!

長かった5月の連休から通常の生活にリズムが戻った頃ではないでしょうか。

当店は連休中も休まず営業しておりましたが、
すき間時間を使って、数年来、構想をあたためてきた
クラシックレンジローバーの改修をしましたので(ちょっとだけ)ご紹介したいと思います(^_^)

と、その前にまずはコンセプトの説明をしますと、
一言でいえば『雪国の里山に住むランドローバー愛好家が、
その土地に生き、命をつなぐためのクルマをつくる』ということです。

大きくは以下の3要素となります。

1.
一晩で1メートル程度の雪が降っても確実に走破できること。


2.
里山の中へ分け入ることができること。
切り株をまたぎながら柔らかい土質の急傾斜地を走破できること。


3.
木材運搬トレーラーを引きグラップル(木をつかむ腕)を装備することができること。



そのための第一歩として、
大径タイヤの装着が必須となるわけですが、
例えばクラシックレンジに35インチタイヤをはかせるとインナーボディパネルにタイヤがぶつかります。


ボディにぶつかる程度ならばボディを切れば済むのですが、
オフロード競技等でひろく使われている40インチクラスのタイヤでは、
ABSブレーキポンプに干渉してしまいます。これではどうしようもありません。


ということで、干渉を避けるためにボディを
フロントタイヤ真上で分割して後ろにずらしました。


サイドシルを新設してボディとフレームをしっかり固定し、ステアリングシャフトを延長しました。


サスペンションは一切変更せず、
ホイールベースも100インチのままのロングノーズのクラシックレンジとなります。


24cm程度ずらしましたので、後部座席の足下スペースがなくなったわけです。


暑くなる前に車検を取りたいと思っています。


なお、40インチタイヤをはかせれば
当然ながらアクスルホーシングへの負荷が大きくなり、
強度的に持たないことが容易に想像されますので、
将来的にはアクスルホーシングは全く別モノになりますが、
それはまだまだ先の話しです。。。


このように、
さまざまな目的に応じて改修可能な拡張性を持つクルマは、
世界中を見回してもそうはありません。


クラシックレンジローバーを愛してやまない理由はここにあります。


今号は以上となります。


それではまた~~~~(@^^)/^^^^






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