2010年5月17日月曜日

ノンリターンバルブ (Tピース) の新旧比較

ディスカバリー1996年型に使われている、ノンリターンバルブです。

ティーピース(Tピース)とも言います。(もともとはTの字なので)
「T」の字というより漢字の「七の字」 に近いですが 笑。


ヘッドライトウオッシャーのホースの途中に接続されています。

なんでこれが必要かと言いますと、2つ理由があります。

一つは、ウオッシャー液のタンクから伸びたホースから、
左右のヘッドライトに分けるための分岐の役目。
これが一つ。

もう一つは、
ウオッシャー液のタンクよりもヘッドライトウオッシャーのノズルの方が低い場所にあるため、
ホースを伸ばしただけではダラダラとウオッシャー液が出てしまう(お漏らししてしまう)ため。
自然落差の水圧では液が出ないような弁が付いています。

以前、試しに口(くち)で吹いてみたことがありますが、どっちから吹いても全然通りませんでした。ウオッシャーモーターというのは、小さいのに頑張るものだと感心したものです。


今回、お願いして比較写真
を撮って送って頂きました。

お送りいただきましたUrodela様、ありがとうございます。


ディスカバリーに最初に付いていたものは左側、
今回
お取り寄せさせていただいたのは右側です。




分岐の部分のコブが小さくなっているところを見ると、
これまでのはスプリング2つに対し、新しいのは1つに省略されているようです。

(コストダウンか)

なお、ホースが接続される部分の直径は約10mmで、新旧とも同じです。

ついでに申しますと、クラシックレンジローバー1990年型のノンリターンバルブは、本当にTの字の形をしていました。

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